技術詳細

【表面処理】溶射

- 公開日
- 2022/03/07
- 最終更新日
- 2022/03/07
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詳細説明


溶射は、金属・セラミックス・サーメットなどを材料とした多様な皮膜を高速で形成するプロセスであり、航空機から一般家庭電化製品に至るまで幅広い分野で応用されています。
耐摩耗性・耐食性・耐熱性などの様々な性質を付与し、高機能化・長寿命化・軽量化に貢献します。また、溶射による肉盛で形状復元も可能です。
1)溶射による効果
材料には、金属・セラミックス・サーメットなどあり、様々な性質を付与します。
■付与機能:耐摩耗性、耐食性、耐熱・断熱性、耐酸化性、
耐面圧性、絶縁性、耐プラズマ性、反応防止など
【テストピース製作等の試作対応いたします】
下記のようなお悩みのある方はお問い合わせください。
・製品の一部表面が摩耗しやすい
・製品が腐食しやすい
・耐熱・断熱がしたい
・表面の形状を復元したい
・表面の粗度をコントロールしたい
成膜時の粗度は、材料や溶射条件等でコントロール
成膜後に研磨加工も可能
・樹脂やガラス表面に金属をコーティングしたい
2)溶射の特長
【溶射の特徴】
1)溶射材料の種類が豊富(金属・セラミックス・サーメットなど様々な材料があり、お客様の要望にお応え可能)
2)成膜速度が大きい
3)小さな部品~大きな建造物まで施工可能。
4)現地施工可能
5)多種多様な基材に成膜可能(金属・セラミックス・ガラス・プラスチック等)
※溶射材料との組み合わせで施工可否が変わります。
【母材への影響】
母材への影響(熱歪等)は小さいものの、一部の溶射法で熱により歪む可能性があります。その場合でも、これまでの蓄積したノウハウと事前のテストを実施し、最小限に抑えます。
※詳細については、お気軽にお問い合わせください。
3)技術適用による効果
耐摩耗性や耐食性、耐熱性、反応防止などの効果により製品の長寿命化等に繋がっています。
※効果については、お客様の使用環境等により異なるため、
詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
4)納入実績
■半導体製造装置関連、鉄鋼関連、自動車関連等からの引き合いをいただき、
継続受注に至っています。
※適用事例(一部紹介)
・各種ロール製品(耐摩耗、耐面圧、耐食)
・ボイラチューブ(耐摩耗、耐食、耐酸化)
・印刷用シリンダー(耐摩耗、耐食、絶縁)
・自動車関連(耐摩耗、反応防止)
・半導体製造装置部品(反応防止、耐プラズマ、断熱、発塵防止)
■各産業界に利用・貢献できる技術です。
実績外の業界にも対応いたします。
※テストピース試作等の対応可能
5)保有溶射プロセス
■高速フレーム溶射
■プラズマ溶射
■自溶合金溶射
■ワイヤー溶射
■アーク溶射
6)工場等所在地
■本 社:福岡県北九州市八幡西区4-8-16
■北九州工場:福岡県北九州市若松区2-28-1
■名古屋工場:愛知県知多市八幡字浦浜1-52
■大分事業所:大分県大分市西ノ洲1 日本製鉄㈱九州製鉄所構内
■広畑事業所:兵庫県姫路市広畑区鶴町2-16
7)その他
☆弊社が保有する溶射法等の詳細は、下記のイプロス特設サイトから確認ください。