技術詳細
AGVを使った製造ラインの構築

愛知機械テクノシステム株式会社
用途
自動車部品、家電製品等の多品種少量の組み立てラインでコンベアに替わり工程順に製品をAGVが搬送する。
解決できる課題
コンベアとは違いライン編成の変更が容易になる。機種毎のライン構成変更が可能。また、コンベアラインのように作業エリアを分断しない。
機械部品、機械
- 公開日
- 2022/12/12
- 最終更新日
- 2023/01/17
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詳細説明



AGVを使って製造ラインを構築する
コンベアで製品を移動しながら組み立てる方法が従来より行われています。この場合、コンベアがエリアを分断するため、作業者の移動や部品の物流に制約が生じます。最近ではAGV上で組み立てることでエリアを有効に活用する方式が広がってきています。この場合、生産量に合わせてラインの長さの変更等の編成替えが容易になり、その変更の期間も短くてすむというメリットもあります。
左の図にように、低床式AGVが作業台車の下に潜り込み台車をけん引します。組み立て工程とピッキングエリアでは低速で走行し、そのほかの移動する区域では高速走行します。
低床シリーズ
最小300kgから最大3500kgまでの幅広いバリエーションがあります。ご連絡いただけましたら最適なタイプを選定し、制御システムも含めまして提案させていただきます。
低床Sタイプ
2WD(写真左側) / 4WD(写真右側)
搬送重量:300kg / 600kg
走行方向:前進 / 前進・後進・スピンターン(OP)
外観寸法:840L×350W×350H / 1400×350W×350H
低床Lタイプ
最低速0.1m/min~の機種もあります。コンベア並みの速度を実現
2WD(写真左側) / 4WD(写真右側)
搬送重量:500kg /750kg
走行方向:前進 / 前進・後進・スピンターン(OP)
外観寸法:1945L×350W×170H / 2640L×350W×170H