技術詳細

超硬合金の特性を活かした改善事例

株式会社東栄超硬
用途
・超硬合金、焼入鋼、一般鋼、セラミック、ダイヤモンド焼結体の加工 ・精密治工具、ゲージ、金型部品の製作 ・ロウ付け、焼きバメ加工 自動車部品メーカー、設備メーカー、機械工具商社、医療機器メーカーなどが主なお取引先です。
解決できる課題
超硬合金によって、機械部品の耐摩耗化、剛性不足の解消、高温機硬度下の部品の寿命向上、などを実現します。
金属製造・金属製品製造
- 公開日
- 2022/12/14
- 最終更新日
- 2023/01/06
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詳細説明



【超硬合金の特性】
①高硬度による耐摩耗性の向上
従来、耐摩耗対策としてワーク接触部に高周波焼入れを施していましたが、ワーク接触部限定で超硬をロウ付けする事により、僅かなコストアップで寿命を8倍にする事に成功しました。
②高ヤング率によるたわみ量の軽減
鋼シャンクでは剛性不足により、加工中にシャンクが逃げてしまい加工精度が不十分でしたが、シャンクに超硬軸を採用する事で、穴の寸法精度、真円度、円筒度の向上の他、工具寿命も大幅に改善しました。
③高温硬度が高く、高温環境下でも高度低下が低い
高温環境化での特殊用途で使うポンチをハイス鋼で製作したところ、1ショットで著しい摩耗でしたが、高温硬度の高い超硬材質を選定して製作したところ、200ショット加工後も継続使用が可能になりました。
【お問い合わせ】
社名:株式会社東栄超硬
住所:〒496-0921 愛知県愛西市大井町樫ノ木163-2
TEL:0567-31-0862
●当社は、超硬加工を得意とする精密治工具・ゲージ・金型部品の製造など単品・小ロットの部品加工メーカーです。超硬合金の他にも、焼入鋼、一般鋼、セラミック、ダイヤモンド製品の加工もおこなっております。お気軽にお問い合わせください。