技術詳細

液体濃縮・乾燥機 CDドライヤー

株式会社西村鐵工所
用途
粉体製造: セラミックス、顔料、電子材料、化学製品、食品、微細藻類等
解決できる課題
ワンステップで液体から粉体への乾燥
用途
リサイクル・有価物回収:貴金属回収、レアメタル回収、触媒、ビール酵母等
解決できる課題
水分を飛ばして、有価物回収、
用途
廃液・排水の減容化:メッキ廃液、浸出液、高濃度塩水、レジスト廃液、含油廃液等
解決できる課題
乾燥によって、処分コストの削減
用途
乾燥工程の効率化
解決できる課題
複数工程を一つに
用途/解決できる課題 (+3)
化学
電子部品、モジュール
環境・エネルギー
- 公開日
- 2020/10/06
- 最終更新日
- 2022/12/27
PV
554
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詳細説明


液体から粉体へ
CDドライヤー は、多段ディスクの盤面を伝熱面とした液体乾燥機である。回転する中空のディスク内部に蒸気を通し、ディスク表面を加熱する。加熱されたディスク表面に液を供給し、乾燥させ、乾燥物は、スクレーパによって掻き落される。
【特長】
・ディスクは両面を伝熱面として使用するので、コンパクトな装置にも関わらず、広い伝熱面積(高い処理能力)が確保できる。
・蒸気効率が高い。
・ディスク回転数、蒸気圧力の調整により、任意の乾燥度が可能。
・高濃度塩水等、高い耐食性が必要な場合でも対応可能。
・用途に合わせてスクレーパ材質の選定が可能。
・ディスク径と枚数は処理量・処理能力によって異なる。
【使用例】
・粉体製品の製造(セラミックス、顔料、電子材料)
・廃液中の有価物の回収(貴金属、レアメタル、各種元素、ビール酵母)
・廃棄物の削減(高濃度塩水、レジスト廃液、水性塗料排水、含油廃液)
【導入前の乾燥テスト】
御社の液体サンプルを用いて、乾燥テストで処理能力、乾燥条件、乾物の状態などを確認か可能。
テスト機の熱源:蒸気、電気、熱媒油から選ぶことができる。