技術詳細

真空型液体乾燥機 A-VCDドライヤー

株式会社西村鐵工所
用途
液体乾燥、粉体製造
解決できる課題
低温乾燥、高温乾燥、減圧雰囲気、不活性雰囲気で液体を乾燥する。
用途
有価物回収
解決できる課題
有機溶剤回収等
用途/解決できる課題 (+1)
化学
環境・エネルギー
電子部品、モジュール
- 公開日
- 2020/10/14
- 最終更新日
- 2022/12/27
PV
646
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詳細説明


真空で安定した液体乾燥・濃縮
A-VCDドライヤーは、ディスクの盤面を伝熱面とした液体乾燥機である。回転する中空ディスクの内部に蒸気などの熱源を通し、加熱されたディスク表面に供給された液体を乾燥し、乾燥物は、スクレーパで掻き落とされる。
● 高い性能・高効率のCDドライヤーを、気密性の高いケーシング内に収め、減圧雰囲気及び不活性ガス雰囲気での運転を可能にした。
●減圧雰囲気での乾燥・濃縮
沸点を下げて乾燥・濃縮
熱による乾燥物の品質劣化が防止できる。
高沸点の有機溶剤の乾燥・濃縮可能。凝縮回収した有機溶剤のリサイクルも可能
●不活性ガス雰囲気での乾燥・濃縮
防爆仕様にも対応可能
●熱源の選択
加熱条件に合わせて、温水、蒸気、減圧蒸気、熱媒油(250℃まで)を熱源として選択可能。
導入前の乾燥テスト
御社の液体サンプルを用いて、乾燥テストで処理能力、乾燥条件、乾物の状態などを確認か可能。
テスト機の熱源:蒸気、温水、熱媒油から選ぶことができる。
用途(例)
有機溶剤回収
有価物回収
不活性雰囲気で酸素、水等の影響のない乾燥物など常圧タイプのCDドライヤーと比べて処理できる液体の範囲が広がった。