技術詳細

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詳細説明
概要:既存工法から、プレス加工へ「工法転換」することにより、コスト削減に繋がる技術
◎切削部品のプレス加工化
◎溶接・カシメ部品(複数部品)の一体化
◎FB(ファインブランキング)加工からの、一般プレス加工化
◎2次加工(ギヤ歯切り、ザグリ、皿モミ、研磨など)の廃止
1)これまでの課題
・プレス加工だけでは実現困難であった部品仕様は、どうしても2次切削や研摩などに頼っていたが、弊社技術により仕様を満たす事で「工程縮小」「コスト削減」に繋げる事が可能となる。
◎弊社の冷間鍛造技術は板厚6㎜までの順送加工が可能で、減肉・増肉加工する事で従来は困難であった形状もプレスで実現する事ができます。切削など2次加工の廃止により競争力の高いコストを実現します。
◎弊社の精密せん断技術は加工により生じる破断面を低減する事ができます。その技術を応用し、ギヤの歯切り、穴寸法の精密仕上げ、製品側面のせん断確保が可能となります。
2)技術の特長
・冷間鍛造、精密せん断の技術を一つの金型に組み込んだ【複合加工製品】が加工可能です。
従来では困難であった形状も実現できる可能性がございます。形状の向き不向きはございますが、対応可能な形状であれば大幅にコスト抑制できる可能性がございます。
3)技術適用による効果
・複数の加工工程により完成されていた部品がプレス加工のみで完結することにより、2次加工(切削、研磨など)が削減できる。
◎プレス加工+切削仕上げ ⇒ 切削廃止により40%コスト削減
◎単発プレス10工程プレス加工 ⇒ 順送金型での生産により50%コスト削減
◎FB加工製品 ⇒ 一般プレス加工により30%コスト削減
・【加工法の合理化】により、【QCDの向上】が可能になる。
◎コスト削減、品質の安定、納期短縮
4)開発・品質保証体制
・製品ごとに重要管理項目を定め、加工途中での寸法確認を頻回チェックする事で安定生産を実現。
ISO9001に準拠した開発体制で品質保証をご提供。
5)解決・導入実績と見込み
解決実績:自動車業界・産業機械分野に適用され、現在量産中。
今後導入を見込んでいる業界:住宅関連、ロボット産業の分野でシーズ・ニーズを探っている。