技術詳細
【中空・軽量化技術】RFM成形(3次元屈曲パイプ射出成形技術)

- 公開日
- 2020/10/15
- 最終更新日
- 2022/01/26
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詳細説明




概要:ガス圧によりフローティングコアを移動させ、樹脂製3次元屈曲パイプをつくる
射出成形技術
■これまでの課題
・自動車や自動二輪車の構成部品にとって軽量化は大きなニーズであり、多くの内装・
外装部品や一部の機能部品では樹脂化が進んでいるが、パイプ類は形状が複雑でかつ
強度や耐熱性、耐薬品性などの必要要件から大半が金属製であり、一部ゴムホースが
使用されているが樹脂化はほとんど行われていない。
・本成形技術によるパイプの樹脂化で、エンジン部品などにおける軽量化とコスト
ダウンを実現します。
■技術の特長
・RFM成形【RP TOPLA Floating core Molding】はアァルピィ東プラ株式会社が
基本特許を有する3次元 屈曲パイプ射出成形技術で、 ガス圧によりフローティング
コアを移動させ、均一な肉厚と平滑な内面の中空部を形成する成形法です。
■技術適用による効果
1.軽量化に加え、ブラケットや枝管などのパイプ周辺部品を含め一体成形すること
で部品点数・ 組立工数が削減され、コストダウンに期待ができる。
2.他の樹脂パイプ製法(ガスインジェクション成形、ウォーターインジェクション
成形)と比較して、肉厚・内径精度、内面平滑性に優れている。
3.熱可塑性樹脂であればほぼ成形可能。
4.推奨内径:φ4~φ34
■採用事例
※ヤマハ発動機株式会社様 大型自動二輪車に採用
【従来の金属パイプに対し、約60%の軽量化、約10%のコストダウンを実現!】
※2005年より欧州の自動車部品メーカーに本技術を
ライセンス
【PIT成形(Projectile Injection Technolory/RFM成形とほぼ同一技術)
にて樹脂製冷却パイプ等をBMW社、Audi社、VW社、他へ供給】
■開発体制
・製品設計~生産、納入までISO9001に準拠した開発体制で品質保証をご提供。
■公開情報
・ホームページ 【http://www.ryupla.co.jp/】