技術詳細

【摩擦圧接】 丸棒とくらべ60%以上の軽量化も可能

株式会社ジャパン・ミヤキ
用途
ロボットのドライブシャフト
解決できる課題
軽量化、溶接割れ対策、高強度化、異材接合
機械部品、機械
- 公開日
- 2020/10/20
- 最終更新日
- 2021/01/11
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詳細説明

概要:パイプにフランジを摩擦圧接することにより、丸棒とくらべ60%以上の軽量化もできる技術
1)これまでの課題
・軽量化を図る際、パイプにフランジを溶接することが主流だったが、
溶接には割れ、技量のバラツキ、変形などの不具合が避けられなかった。
2)技術の特長
・摩擦圧接は、2つの部材をこすり合わせることで発生する摩擦熱により部材を軟化させ、
同時に圧力を加えることで接合する技術。
ポイントは以下。
・融点まで達しない(溶かさない)
・機械制御のため繰り返し精度が高い
・熱影響範囲がせまい
・断面積全体で接合している
3)技術適用による効果
・パイプとフランジを接合することで大幅な軽量化が可能。
添付写真の品では丸棒とくらべ60%の軽量化を実現。