技術詳細

高粘性物質定量吐出機(微量精密計量、エア噛みなし)

シマ技研開発
用途
高粘度物質用ポンプ
解決できる課題
高粘度物質の微量精密計量吐出ができます。
機械部品、機械
公開日
2020/10/24
最終更新日
2021/01/12

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詳細説明

HVS101G型 グリースインジェクター

グリース容器がセットされていない状態です。

概要:潤滑グリース塗布工程で使用するための、微量精密ポンプです。

https://www.ipros.jp/product/detail/2000203330


1)これまでの課題

1・ 従来のグリースポンプ・定量バルブやディスペンサーでは、1/100cc レベルの精密微量塗布が困難でした。

2・ ポンプまたは定量バルブが動作しても、グリースが吐出されないという現象がありました(エア噛みトラブル)。



2)製品・装置の特長

HVS101G型高粘性物質定量吐出機「グリースインジェクター」は、これらの課題を解決します。

1・ 2000パルスで1回転するステッピングモーターと、1回転の吐出量が0.5cc(内部漏れがないとしたときの計算値)の小型精密ギヤポンプを組み合わせた機構です。

2・ グリース容器の中に空気が混入していても、ギヤポンプ内には、グリースのみを送る構造です。 よって、エア噛みトラブルがありません。

3・ AC100V電源のみで使用することができます。 シリンジや空気圧は不要です。

4・ このポンプにセットすることができるグリース容器は、1kg金属缶または樹脂ボトルです。

5・ 1ショット塗布量、塗布速度等の設定が容易です。 連続吐出も可能です。 サックバック機能があります。

6・ 生産自動ラインへの組み込みが容易です。

7・ オイルからNo.2グリース程度までに対応できます。 金属に粘着しない性質の物質を吐出することはできません。




3)製品・装置使用による効果

1・ ステッピングモーターと小型精密ギヤポンプの組み合わせで、微量精密塗布ができます。

2・ グリース容器の中に沈める、回転円盤を応用したポンプにより、エア噛みトラブルをなくすことができます。 回転円盤ポンプは空気を取り込まず、グリースのみをギヤポンプへ供給します。



4)スペック

毎分連続最大吐出量: 50cc(グリースの種類により異なります)

1ショット最小吐出量: 0.0025cc(計算値)  

ポンプユニット寸法(mm)質量: 215W x 145D x380H  3.5kg

コントローラーユニット寸法(mm)質量: 162W x 260D x 145H  3kg

使用環境(温度、湿度、光量など): 室内常温

対応グリース: ちょう度No.2以下 オイルの吐出可能


5)解決・導入実績と見込み

1・ ボールベアリング、自動車部品、家電品、ロッカースイッチ等の各生産ラインで稼働しています。

2・ 各分野のFAマシンに組み込まれています。



6)公開情報