技術詳細

【センタレス研削】 長尺薄肉パイプを h7公差で仕上げ

株式会社ジャパン・ミヤキ
用途
特注パイプ製作
解決できる課題
市販パイプでは要望の寸法がないが、研削することで要望寸法にすることができる。
用途
アルマイト後の面粗度確保
解決できる課題
アルマイトにより荒れた面粗度を、センタレス研削により確保可能。
用途
コストダウン
解決できる課題
円筒研削、切削からの置き換え
用途/解決できる課題 (+2)
金属製造・金属製品製造
- 公開日
- 2020/11/25
- 最終更新日
- 2021/01/11
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詳細説明

概要:センタレス研削により、1,000mm程度の長尺薄肉パイプの精度を確保する。
1)これまでの課題
・薄肉パイプを切削仕上げしようとすると、ビビり、逃げなどの不具合が発生する。
・市販のパイプではちょうどいい外径寸法規格がなく、どうしても精度がほしければ専用材を起こす必要があった。
2)技術の特長
・ジャパン・ミヤキでは最大405mm幅の砥石を保有。
⇒ 研削範囲400mm以下であれば、リード目なく研削ができる。
・~1,000mmであれば全域 jis 7級の公差確保ができる。
・独自のスラッジ回収方法により、鉄、SUS、アルミの研削ができる。
⇒ メッキ、アルマイトなど表面処理後の精度出しができる。
3)技術適用による効果
・幅広砥石により安定した品質の提供が可能。
・砥石幅以下のシャフトであれば、円筒研削からの置き換えができる(コストダウン)。
・リード目がない研削ができる。
・市販材を研削することで、必要な外径精度のパイプを製作可能(外径のみ)。
4)提供方法
提供方法:製品(図面丸投げいただければ、素材手配~完成品まで対応します)
5)解決・導入実績と見込み
解決実績:直動ロボット向けでは高品質パイプを供給中。
円筒研削からの置き換えでコストダウンに貢献。
今後導入を見込んでいる業界:ロボット、輸送機器