技術詳細

株式会社NHVコーポレーション

株式会社NHVコーポレーション

所在地

京都市右京区梅津高畝町47番地

ホームページ

https://www.nhv.jp/

【動画掲載中】電子線で素材の特性向上・新機能を付加しSDGsに貢献! 「電子線照射装置」

株式会社NHVコーポレーション
用途
高分子材料の改質
解決できる課題
耐熱性の向上
用途
高分子材料の改質
解決できる課題
強度向上
用途
医療器具
解決できる課題
殺菌・滅菌
用途
衣類
解決できる課題
特性付与 吸湿・発熱性 消臭・抗菌 防炎
用途
発泡シート
解決できる課題
気泡制御 品質向上
用途
タイヤゴム
解決できる課題
流動性制御 品質向上 加工性向上 軽量化
用途
熱収縮チューブ
解決できる課題
熱収縮性向上 形状記憶効果
用途
炭化ケイ素繊維(SiC繊維)
解決できる課題
耐熱性向上
用途
熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)
解決できる課題
強度向上
用途
半導体
解決できる課題
スイッチング特性向上 格子欠陥生成
用途/解決できる課題 (+9)
機械部品、機械
公開日
2021/04/23
最終更新日
2021/05/11

PV

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詳細説明


架橋・グラフト・硬化・滅菌などお客様の用途に応じて幅広いラインナップから最適な電子線照射装置を提案いたします

電子線照射装置(EPS:Electron beam Processing System)とは高速の電子線(電子ビーム)を利用して物質の特性向上・機能付加・滅菌などを行う装置です。

電線被覆の耐熱性向上、発泡シートの品質向上、タイヤの軽量化と品質向上や衣類への吸湿発熱性付与、医療器具の殺菌・滅菌処理など身の回りの様々な製品に電子線は利用されています。

弊社は60年以上にわたり電子線照射装置の開発、販売をしており、全世界30か国以上へ納入実績を持つ電子線照射装置のトップメーカーです。
お客様の製品により必要となる電子線照射装置のエネルギーは異なりますが、当社では低エネルギーから高エネルギーの幅広いラインナップを有しており、お客様の製品に応じて最適な装置を提案いたします。

照射装置および照射サービスのカタログは弊社HPからダウンロードいただけます。

https://www.nhv.jp/

【無料オンラインセミナー】「電子線加工入門セミナー~SDGsへの貢献~」開催のお知らせ

2021年5月25日(火)に「電子線加工入門セミナー~SDGsへの貢献~」をオンラインにて開催いたします。

詳細はこちら

https://www.nhv.jp/news/seminar/post133/


SDGs ×電子線

電子線(EB)は高機能食品包装の製造や半導体の特性改善などにも利用されており食品消費期限の延長やエアコンなどの機器の省エネ化などを通してSDGSの実現にも貢献しています。

■印刷・塗膜のEB 硬化による VOC 排出削減
EB硬化型樹脂、塗料は VOC レス化が可能です。また照射により瞬時に硬化するので、熱乾燥法と比較して乾燥工程でのCO2 排出量を削減できます。


■パワー半導体の特性改善で省エネに貢献
EBで格子欠陥を生成することで半導体特性のコントロールが可能です。エアコンなどのスイッチング素子に使用されており、省エネ化に貢献しています。


■高性能な食品包装材で食品保存期間延長に貢献
EBによる架橋技術は、食品包装フィルムの製造にも利用されています。耐熱性・強度などを向上させることができ、高性能な食品包装材で食品保存期間の延長に貢献しています。


■植物由来プラスチックの高性能化
植物由来のポリ乳酸は、耐熱性や透明性が低いことが課題でしたがEB 架橋による改質でポリ乳酸の耐熱性向上、透明性維持が可能となり、石油プラスチック代替品としての用途を広げています。


【NHVCの電子線照射装置の特徴】

1.高いビーム均一性

NHVコーポレーション独自の磁場制御技術により、高いレベルで電子線照射を均一化しており、安定した製品品質を実現できます。


2. 省エネルギー

長年電力用機器で培った高性能・コンパクトな
コンデンサーを採用した電源回路により他に類を見ない電力変換効率を有しており省電力化に貢献します。


3. 工業生産に適した安定したビーム出力

60年以上に渡る開発・工業分野での運転データの蓄積から改良を重ねて安定したビーム出力を提供しており、タイヤ・電線メーカーをはじめ、多くの分野で利用され、信頼性の高い装置として評価されています。


4. シンプルな操作性・安全設計

タッチパネルでシンプルに操作でき、異常を検知した際はインターロックにより装置は直ちに停止するため安心して利用することが出来ます。


5. お客様に応じた設計

  • お客様の製品、用途に応じて最適な装置の提案を行います。

  • 製品に応じた搬送方式 (コンベア、ロール、バッチ処理)

  • 各国規格対応

  • PLC、タッチパネルメーカー指定対応

  • 幅広製品への対応

  • 工場レイアウトに応じたご提案


電子線の応用例

【架橋】

  • 電線被覆:耐熱性向上

  • タイヤゴム:流動性制御

  • 発泡シート:気泡制御

  • 熱収縮チューブ:熱収縮性向上


【グラフト重合】

  • 衣類: 吸湿発熱性付与

  • 電池:イオン交換機能付与


【硬化】

  • 印刷インキ:溶剤レス、光開始剤レス硬化

  • 屋外パネル:高耐候性


【殺菌・滅菌】

  • 医療器具・包装:殺菌・滅菌


【その他】

  • 半導体:スイッチング特性向上


【先進材料への応用例】

炭化ケイ素繊維(SiC繊維)の耐熱性向上

炭化ケイ素繊維の製造工程において電子線架橋を利用することで耐熱性を大幅に向上させることが出来ます。この炭化ケイ素繊維は金属と比較して重さが1/3程度でありながら同等以上の耐熱性と強度、耐久性を有する特性を持つことから、航空機用エンジン部材として利用されており、機体の軽量化による燃料コストの低減に貢献しています。

熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)の強度向上
自動車部材への適用などで注目を集めているCFRTPは、機械強度の向上が課題の一つです。当社はICCとの共同研究により、ポリアミドを母材としたCFRTPに電子線を照射することで、曲げ応力が向上することを見出しました。電子線照射でポリアミドが架橋して、炭素繊維との絡み合いが複雑になり、接着強度を増すことが一因と考えられます。

ハイドロゲルの製造

ポリビニルアルコール(PVA)のような水溶性高分子を水と混合してペースト状にした後、電子線を照射すると架橋してハイドロゲルとなります。水と高分子のみでゲル化が可能なので、添加剤の漏出といった心配はありません。そのため、電子線架橋PVAゲルは治癒効果促進のための創傷被覆材として利用されています。