技術詳細

アルゴヴィジョンテクノロジズ株式会社

所在地

橿原市川西町800番地の1 (奈良工場)

ホームページ

https://algovision.co.jp/

”複雑流路の内面研磨” 医療系極細孔金属チューブ、3D金属積層造形品・超硬合金などの微細孔の鏡面研磨を可能にした流体研磨技術

アルゴヴィジョンテクノロジズ株式会社
用途
医療系極細管金属チューブ/3D金属造形部品/超硬合金金型の流路/ などの内面研磨
解決できる課題
内径0.24mm×L=500mmの医療用/分析検査用金属チューブの内面粗さ、Ra0.008μm(8nano-meter)までうねりをなくし、超鏡面まで仕上げることが可能です。3D金属粉末造形部品の複雑形状・R形状・螺旋形状の微細孔をも鏡面まで研磨することができます。超硬合金(WC粉末冶金)金型の流路研磨、表面改質も可能です。
機械部品、機械
金属製造・金属製品製造
医療・バイオ
公開日
2021/05/12
最終更新日
2023/02/03

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詳細説明

◇■フルカスタマイズ流体研磨装置■◇
【elite580】	
加工サイズ:内径/Φ4まで 全長/1500㎜まで(特別仕様も可)
加工個数:パイプ/4本まで 3Dプリンター製品/1個~(特別仕様も可)
対応材質:ほぼすべての金属、超硬合金、樹脂など
寸法:2200㎜×1600㎜×900㎜(高さ×幅×奥行)
重量:300Kg~ 
電源:3相200V
保証:1年間□流体研磨試作サンプル実例品(AM製造:JAMPT社/流体研磨:ALGOVUSION/原材料:SUS316L)
(左側)before/左からΦ2、Φ1.5、Φ1流路 (右側)after流体研磨後/左からΦ2、Φ1.5、Φ1流路□内径0.24mm×L=500mmの医療用/分析検査用金属チューブの内面粗さ、Ra0.008μm(8nano-meter)までうねりをなくし、超鏡面まで仕上げることが可能です。ロギングデータを元に、計測地点毎に研磨量(内径寸法測定データ)を合わせてデータ化することで 毎日/製造ロット毎の詳細な生産管理データを取得することができ、製造における重要な品質管理データを取得できます。

この登録製品に関する強み


1.装置製造・プロセス開発・スラリー開発全て完全オリジナル技術

2.機能はシンプル、複雑流路の研磨も可能にした独自ノウハウ

3.小さなアイデアで製品に高付加価値を生みだす流体研磨装置

製品・サービスの特長


◇■医療系微細孔金属パイプ

・ステント/カテーテル材であるNi/Tiは勿論、βTi,SUS316L,SUS304など材質問わず対応
・特に微細孔Φ0.1〜Φ2.0パイプなどのドロス取り、内面改質と鏡面研磨には威力を発揮します。

◇■3D金属積層造形品

・インコネル系、SUS系、Ti,Al,Ni,Cu基、マルエージング鋼、多種材質に対応
・特に微細孔Φ0.1〜や曲がりくねった流路の研磨には威力を発揮します。

◇■超硬合金金型

・超硬金型や鋼材SKD材などの放電加工後の白層”溶融再凝固層”除去に最も性能を発揮します。

◇■バリ取りも出来ます。

製品・サービスの仕様


ALGOVISION INTELLIGENT

FLUID-POLISHING DEVICE

【流体研磨装置】

自社のオリジナル技術とプロセスノウハウであり、
お客様の製品に合わせた専用設計・チューニングをいたします。
IoT4.0を意識した生産用機械装置として、遠隔監視、遠隔操作、
ビックデータ(研磨プロセスデータ)収集に関しては、操作パネルを持ち運び可能なタブレットを採用し、APPにてデータ取集・蓄積・分析機能を有する機能を有しております。
当社は常に、完全自動化に向けて最新SPECの技術革新を検証し、機能改善を進めています。
また、「生産機導入の前に開発用装置で自分の手で開発したい」と言うお声にお応えして
開発用装置でも量産用装置でもどちらの要望にもお応えできます。

生産技術管理者では、ロギングデータを元に、計測地点毎に研磨量(内径寸法測定データ)を合わせてデータ化することで 毎日/製造ロット毎の詳細な生産管理データを取得することができ、製造における重要な品質管理データを取得できます。

製品・サービスの詳細


□医療系金属チューブ・バイオ細胞液注関連注射針・分析用ノズルなど微細孔内面研磨

内径0.24mm×L=500mmの医療用/分析検査用金属チューブの内面粗さ、Ra0.008μm(8nano-meter)までうねりをなくし、超鏡面まで仕上げることが可能です。
特に、医療系部品であるNi/Ti、Co/Cr、SUS3016、SUS304材料のステント部品、カテーテル部品などのレーザー加工後のドロス除去、酸化被膜除去、鏡面研磨仕上げ、寸法交差調整まで1工程で完了させることが可能です。

□3D金属積層造形製品 複雑形状の流路内面研磨技術

近年急増しています、3D金属粉末積層造形部品の複雑形状・R形状のガス・液体などが流れる流路の内面研磨において、他社では真似出来ないノウハウ技術を開発いたしました。またレーザー加工後のドロスやバリ取りも研磨と同時に行うことも可能です。

F1➤ 航空・宇宙関係機器部品及び構造材料製品(3D金属粉末積層造形製品)のオリフィス径内面研磨。
     熱交換器冷却用R形状オリフィス径内面研磨。
M1➤ Inconel , AlSi10Mg , Ni基,Ti 基,Co基,Fe基, SUS316L , マルエージング鋼 etc…..
F2➤ 自動車・機械・産業用機器部品及び構造材料製品(3D金属粉末積層造形製品)のオリフィス径内面研磨。
     パイプ内面バリ取り.レーザー加工ドロス除去.R形状オリフィス径の内面研磨。
M2➤ Inconel, AlSi10Mg,Ni基,Ti 基,Co基,Fe基,SUS316L,SUS系,Al系 etc…..

□超硬合金(WC粉末冶金)金型の流路研磨、表面改質

そもそも当社の流体研磨技術は、超硬合金金型やSKD材などのスチール系樹脂成形金型のWEDM,EDM加工後の溶融再凝固層 (加工変質層/白層とも呼ばれる)を除去する目的で開発されました。
当初は、 溶融再凝固層を酸化処理と流体研磨技術とを合わせた”複合流体研磨”技術として開発されたものであり、その技術を更に鏡面研磨が可能となるようにプロセス技術の開発を進めてきたものです。 現在は、酸化処理をしないで5~15分で簡単に溶融再凝固層を除去することが可能になりました。

使用するスラリーは、高価なダイヤモンド粒子を使用せず、市場で手に入りやすい安価な硬質鉱物系材を水道水に分散混合して使用することでランニングコストも抑えた、誰でも扱い易い装置になっております。

製品・サービスのステータス

量産中・販売中